Scratch 3.0 でウンコを描いて走らせてみた。オリジナルキャラを作ってみたい人のための制作過程もあります。
そういえば、Scratchでまともにキャラクターをつくったことがなかったので、ちょっと触ってみたところ、結構使いやすくていろいろできそうだったので、ProGymではおなじみのウンコ人形を描いてみました。
そして、せっかくなので動かしてみました。まずは完成形をどうぞ。
制作の流れ

とにかく最初は基本図形の設置から。すべてはここから始まります。いままでは図形をそのまま拡大縮小、縦横比率を変えたり組み合わせていただけの方、自由変形ツールを使うとさらに制作の世界が広がります。

これまで自分もあまり使ってみたことはなかったのですが、この自由変形ツールを少し操れるようになるとScratchのコスチュームのクオリティが断然アップします。
まずはウンコの顔の部分のベースをつくります。自由変形ツールで少しもちっとした感じのウンコにしていきましょう。

てっぺんの部分は、上の部分のポイントを引き上げてまずは少し尖った感じにします。

次に特徴的な形状をつくっていきます。シュッとしつつも少しプリッとした感じに、自由変形ツールでポイントを追加してやって、少し内側にポイントを寄せてやります。これだけでかなりいい感じになります。

次は胴体から下を作っていきます。まずは基本図形を配置します。

手と足と胴体を整えていくとこんな感じになります。見た目はポイント数が多くてややこしそうに見えますが、やってみるとそうでもありません。
最初に左側を作って、それから反転させた図形を右側に設置するとかで作業を効率化できます。

次は目を作ります。目は基本図形の円の組み合わせるだけでできます。

口は基本図形の円をベースに、自由変形ツールでちょっとニヤッとした感じに調整します。

この後は、全体のバランスを見ながら、縮めたり、伸ばしたりしながら好みのスタイルに整えていきます。
余力があれば、影などを組み合わせてやると少し立体感も表現できます。

正面ができたので、三面図というものにもトライしてみました。正面に加えて、横向き、後ろ向きをつくってみました。横向きが少し違和感ある気がしますが、気にしない。

ここまで来たところで、立ってるだけではなんかあれなんで、躍動感がほしくなってきました。少し慣れてきて勢いもついてきたので、走る姿を描いてみました。

ついでに、背面の絵をもとにウンチングスタイルもつくってみました。

もうここまで来たらせっかくなので動かしてみます。Scratchのコスチュームが切り替わるだけのプログラムをサクッとつくります。
実際には、走る絵は、3つのコスチュームにバラしています。
走るだけだとウンチングスタイルの出番がないので、ついでに、下キーを押したら一定時間ウンチングスタイルになるようにしました。
↓実際のプログラムはこちらです。
2020年2月22日(土)追記
あれからウンコは少し成長して、ハンバーガーを食べられるようになりました。さらに食べた後にはウンコもできるようになり、モンスターをやっつけられるように成長しました。
左右のキー:移動
下キー:ウンチングスタイル(ハンバーガーを食べたあとだとウンコが出ます、食べてないとプルプル震えます)