私がProGymをつくった理由

やりたいことをやろう

やりたいことをやるから楽しい、だからどんどん成長する。

やりたくないことや、やらされごとをやっているときってつまらないくないですか?逆に、興味のあること、実現したいことに対して取り組んでいるときは楽しくて充実していませんか?

何かやろうとしたとき、最初からイメージどおりうまく出来ることは少ないと思います。でも、やりたいことを実現する過程で試行錯誤しているうちに、気がついたときには知識も技術もパワーアップしている。そんな経験をしたことはないでしょうか?

私は、2011年に東日本大震災が起こったとき、自分に何かできることはないかと、放射線量可視化アプリ(SafeAreaChecker)を作りました。最初はすごく単純な機能のアプリでした。

しかし、現地の人たちから「もっとこんな機能があったらいいのに」という切実な要望がたくさん私に届きました。

当時、なんとか要望を実現できないかと試行錯誤しながら、日々アプリの改善に努めていました。幸いにも利用者の要望はほぼ実現することができ、気がついたら自分のプログラミングスキルはアップしていました。

能動的な時間が少ないのではないか

何をやるにしても基礎的な知識や技術は必要だと思います(インプット)。しかし、それを発揮したり応用する能動的な時間(アウトプット)て意外と少なくないですか?

今の時代、インターネットを使えば必要な情報はたいてい手に入ります。私も何か疑問に思ったり、やり方を調べたりしたいことがあればGoogleですぐに調べます。調べたときには「あー、なるほど」と思います。で、実際にやってみると「あれ、うまくいかないな」みたいなことがあります。そうです。調べただけでわかった気になっていたのです。

でも「うまくいかないな」と思ったときに工夫したり、別の方法を考えたりします。その過程が私は大切だと思います。

私はこのProGymとは別にCoderDojo紙屋町(月2回開催)という、子どもたちと一緒にプログラミングを行うボランティア活動を以前からやっています。CoderDojo紙屋町では、子たちが好きなものを自由に作っています。さらにつくった作品を数十人のオーディエンスの前で発表もしています。大きなスクリーンにプロジェクタでパソコンの画面を投影し、マイク片手にパソコンを操作しながら、自分の作品を説明しています。ほんとすごいです。

しかし、ボランティアの有志による活動ということもあり、月2回程度の開催が限界かなという思いもあります。

見たり、聞いたり、調べたりして得た知識を、自分で実際にやってみる。そんなことをもっと日常的にできる環境を子どもたちに提供できないかと思うようになりました。

日常的にテクノロジーに触れられる環境を増やしたい

パソコンやスマートフォン、ロボット、ドローンなどテクノロジーが詰まった便利なものが身近にたくさんあります。けれど、子どもたちはちょっと触らせるのが億劫。そんな感覚を持たれたことはないでしょうか?

テクノロジーが詰まった便利なものというと高価なものというイメージが強いと思います。高価なだけに壊したら…ということからも触らせるのに億劫になりがちです。

でも自分で修理できるとなると少しイメージが変わってくるのではないでしょうか?

もし壊れたとしても、なぜ壊れたか、自分の操作が悪かったのか、部品がおかしくなったのか?それを考えるのはとても勉強になります。目の前で動いていたものが、どうやって動いていたのか?自分でいちから作ってみれないか?

そんな発想や行動につながるようにProGymではみんなで使えるロボットカーやドローン、電子工作ができる準備もしています。子どもたちにはぜひ気軽に触って、壊して、修理してもらいたいと思います。

将来の武器をつくろう

自分でつくったものこそ将来の武器になると思う。

自分の頭に浮かんだアイデア(これが最も大切だと思います)。せっかく浮かんだナイスなアイデアを自分の頭だけに留めておくのはもったいない!自分以外の人に見てもらうためにイメージは具現化しましょう。

そこで現代の便利なツール(道具)のひとつが「プログラミング」だと私は思っています。日本でも2020年から小学校で必修化になりますね。

他にも、見た目に影響を与えるデザイン能力や、つくったものを自ら発信するノウハウも重要です。幸い発信することについては、ブログのようなWebサイト(ホームページ)、やSNS、YouTubeのような動画コンテンツと様々な方法があり、今はとても簡単にできます。

自分のアイデアを具現化してインターネットに乗せて発信する。これを繰り返しているうちに自分のポートフォリオ(作品集、実績集)が自然と形成されます。

つくったものや行動がその人の歴史になるのです。これこそ将来において自分を示す何よりも説得力のあるもの、武器になるのではないかと思います。

私自身、東日本大震災支援アプリをつくって世の中に発信したことで、アプリの利用者数は5万人以上となり、たくさんのメディアにも取り上げられ、さらにはフジテレビの情報番組「とくダネ!」でも紹介されました。

これはまったく予想していなかった結果です。アイデアを具現化して発信することで、予想を超えた何かが起こる可能性が潜んでいます。

未来を切り拓いていくために何が必要か

今、子どもたちがどんなことをやっていれば将来安心なのでしょうか?しかし、不確実で予想がしにくい今の世の中で、そんなことは誰にもわからないと思います。そんなときに役立つのは「創造力」だと思います。

人間には目に見えない、数値では測れない能力があると思います。そんな能力が実は社会に出てからは重要だったりしませんか?

例えば、自分で考えぬく「思考力」、それを具体化するための「論理構成力」、自ら実行する「行動力」、仲間たちと協働するための「対人能力」、伝えるための「表現力」。プロジムではこれらの5つの力をトレーニングすることをテーマにしています。

また、これらの非認知スキルは直接的に教えることが難しいと言われています。だからトレーニングする環境が必要なんです。非認知スキルは身につけるための環境がないと身につきません。

東京都世田谷区に「自分で考える力」を身につけることをモットーにした公立校があります。そこでは子どもたちの多様性を尊重し、やりたいことを自由にとことんやらせていたら、学力は世田谷区トップクラスになり、さらにいじめもなくなったそうです。

参考記事)校則も定期テストもない 桜丘中学校のインクルーシブ教育が「大人たち」にもたらしたもの[フォーブスジャパン]

子どもたちが将来何かの課題に直面したとき、「思考力」、「論理構成力」、「行動力」、「対人能力」、「表現力」の5つの力をベースとした「創造力」があれば、きっと未来を切り拓けると私は信じます。

最後に

私は「好奇心」こそ人の原動力だと思っています。

しかしながら、子供の頃には旺盛だった好奇心は、大人になっていくうちにちょっとずつ薄れていってしまっているのではないでしょうか?

ProGymでは好奇心旺盛な世代に、プログラミングという現代の便利なツールを通じて、仲間たちと一緒にいろんなことを実現してもらいたいと思っています。

将来、もし好奇心が少なくなってきたと感じることがあれば、ProGymで仲間たちと一緒にやったことを思い出してもらって、好奇心(人の原動力)を盛り返してもらいたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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